ペッパー決算と上場廃止の可能性

株価・銘柄考察
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今回はペッパーフードサービスの決算について見ていこうと思います。

こちらについては何度か記事にしていて、前回はペッパーランチを売却して資金確保をすることが決定したことや、ライバル店の都内進出等について書きました。
記事は下記を参照。

決算と今期業績予想について

ではまず決算を見ていきます。
発表したのは第2四半期累計(1-6月)です。

経常は24億の赤字最終損益は79億の赤字です。

なおこれにより2四半期連続で債務超過になります。

予想はしてたけど、かなり厳しい内容ですね。

あわせて今期の業績予想を発表。
一応下期6-12月は黒字予想とのことですが、それでも最終損益45億の赤字と大幅な赤字拡大が見込まれています。

元々メイン事業であるいきなりステーキの売り上げが減少していた所に、コロナも重なって相当厳しい状況になっているのが数字を見ると改めてよくわかるね。

東証一部上場廃止の可能性も?

なおこのままいくとペッパーフードサービスは上場廃止の可能性がありそうです。

上場廃止基準 | 日本取引所グループ
日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。

こちらはJPXの上場廃止基準のページになります。

債務超過のところを見ると1年以内その状態を解消しないと、廃止基準に該当するとあります。
前述したとおりすでに2四半期債務超過が続いてしまってるので、残り半年で解消しないと基準に該当し、東証一部上場自体が廃止されてしまいます。

一応会社の見通しは下期(7-12月)の損益は黒字予想の試算になってるけど、通期見通しは赤字拡大してるのでこのままいくと厳しいかと。
とはいえ良くも悪くも予想なので残り2四半期で逆転の手を打てるのか、ここが瀬戸際だと思います。

資金調達の話も出ている

だけど、悪い話ばかりではなさそうで、ペッパーランチの売却に加えてさらなる資金調達先の話もあるようで。

ペッパーフードサービス[3053]:事業提携に関するお知らせ 2020年7月31日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
2020年7月31日 ペッパーフードサービスの開示資料「事業提携に関するお知らせ」 が閲覧できます。資料はPDFでダウンロードできます

またアドバンテッジパートナーズ(AP)と業務提携を決めたとのこと。

APは経営コンサルタント会社ということなので、提携して売上拡大のノウハウや、コスト削減等といった業務・経営改善案などを受けて、いきなりステーキの再建を図っていこうという感じかなと。

またAPの系列投資ファンドに新株予約権を割り当て、約100億円を調達すると発表。

ペッパーフードサービス[3053]:第三者割当による行使価額修正条項付第11回新株予約権及び第12回新株予約権の発行に関するお知らせ 2020年7月31日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
2020年7月31日 ペッパーフードサービスの開示資料「第三者割当による行使価額修正条項付第11回新株予約権及び第12回新株予約権の発行に関するお知らせ」 が閲覧できます。資料はPDFでダウンロードできます

早急に激的な経営改善・回復が求められる中で、この経営コンサルと資金を元手にどこまで戻せるか というところですね。

まとめ

ペッパーフードサービスの決算の赤字拡大は予想通りとはいえ、改めてかなり厳しい内容だなと思いました。

コンサルや資金調達の話も出てきたので、次の3Qの決算の数字はかなり重要になってくると思う。
ただでさえ資金がないのにここでコンサルを入れてきた というのがどう結果に出るかもそこである程度わかるのではないかと思う。

個人的にはすでに上場廃止どころか民事再生や破産も視野に入らざるを得ないレベルの内容だと思うけど、この先どうなっていくかは自分としても注目しているので、引き続き当ブログでは動きがあれば記事にしていきたいと思います。

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