株主優待廃止と無配当を発表した厳しい銘柄の決算

優待内容変更
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さて、本日も決算を出した銘柄についてみていきたい。

今日とりあげるのは日本和装ホールディングス(2499)です。

こちらは名前でもわかりますが和装、着物などに関する事業をやっており、無料着物着付教室を開催し、そこから着物や和装小物の販売を行い、仲介手数料により収入を出しているというのをメイン事業にやってる会社。

さて、いつも通り決算から見ていきます

8/13付で決算内容を発表。

引け後に決算を発表しました。第二四半期(4-6月)です。

4-6月は経常利益は3.6億円の赤字。

半期なので1-6月累計(上の表)も出していますが、経常利益は3.4億円の赤字(前年同期17.4億円の黒字)
1-3月がトントンな時点で4-6月にコロナの影響が大きく出るのは予測できるので、下振れになるのは致し方ないといったところだろうか。

着物の着付け教室とかイベントとかができないと恐らく収益見込み立たなそうだから、厳しい数字なのはなんとなく予想できましたがやはり厳しい数字です。

セグメントについて見ていきたいが、
こちらの会社のセグメントは『和服及び和装品の販売仲介を中心としたきもの関連事業』のみの単一のセグメント ということなので、セグメント別の情報は省略可されていました。

会社側としては、緊急事態宣言や営業自粛に伴い着付け教室の休講、イベント等の中止を余儀なくされたが、解除後は段階的に営業を再開し、様子見をしながらではあるものの「新しい生活様式」に合わせて手指消毒やマスク、フェイスガードの着用等最大限の対策をして安心してイベントに参加できるようにして、業績回復に努めている とのこと。

現状のビジネスモデルだと、まず着付け教室等直接のやり取りで売り込んでそこから利益を出していくっていうスタイルだろうから、これはコロナ下ではかなり厳しい。

オンラインで和装品を直接売買して利益を出す等ができないという観点からみると、アパレルより厳しい環境かもしれない。

なお来期の業績予想もコロナの終息時期が見通せないため、未定としました。
この状況下じゃ仕方ないかなと思います。

中間配当の無配当+株主優待廃止に

さらに配当の無配当優待の廃止を同時に発表しました。

日本和装ホールディングス[2499]:剰余金の配当(中間配当無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ 2020年8月13日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
2020年8月13日 日本和装ホールディングスの開示資料「剰余金の配当(中間配当無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ」 が閲覧できます。資料はPDFでダウンロードできます

配当は前期実績4円→0円(年間配当は13円を現状未定)

優待内容は専用ウェブサイトにおいて、保有株式数に応じて贈呈されたポイントで優待商品、サービスに交換できるというもの。
最低500株で3000ポイント、最高4000株で40000ポイントで継続1年以上でポイントが10%増加するという内容でしたが、廃止です。

もともとの配当利回りは配当が約4%(年間配当)
優待利回りは最低の300株でも約2%。

期末配当はまだどうなるかわかりませんが、合計約3%以上の利回りがなくなるのはほぼ確定と、ホルダーにとってはかなり厳しい内容の発表だと思います。

なお調べたところ株主優待に関しては過去にも何度か改悪をしていたそうなので、予想ができていた人もいるかもしれません。

まとめと私見

ビジネスモデル的にコロナの直接のやり取りができなくなる という影響をモロに受けているので数字としてはやはりかなり厳しい。

直接和装品を製造しているわけではないのだろうが、コロナの長期化はすでにある程度わかっているのだし、紹介できる商品があればオンラインで自社サイトを作ってそこで紹介したりして、そのぶん宣伝広告費や売買による手数料などを得るとか、何かしらの形でコロナが終わるまででもいいから今の状況でできる別の事業もやるのを考えてみてもいいのではないかな?というのが個人的な意見。

まぁ普通に考えればすでにそんな提案はたくさん出てると思うので、現実的にできない問題があるのかもしれないけどね。

他にも役員報酬減をしてコストカットを図ったり、銀行とのコミットメントライン契約、当座貸越契約等の資金調達についても発表しており厳しい中だがなんとか生き残っていこうという意思が感じられました。

日本の和の文化に携わっている事業を行っているので、一人の日本人としてコロナを乗り越えてほしいと願ってます。

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