優待制度導入は東証一部への変更目的?な銘柄。

株価・銘柄考察
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今日はヤシマキザイ(7677)が決算とその他IRを出したのでそれについて見ていきたい。

ヤシマキザイは、鉄道関連部品の卸売を行っている会社で、車両の車体用品や電気部品をメインに扱っているようです。
なお東証二部の銘柄です。

今回は決算と、株主優待制度を新規発表したのでそれについて見ていこうと思います。

ではいつも通り決算からいきます。

8/14付で決算を発表

第一四半期4-6月決算を発表しました。

4-6月は経常利益が9600万円、前年同期は700万円の赤字なので、黒字転換となりました。

なお通期の予想は2021年3月で経常利益4.7億とのことですが、進捗率は20.3%とそこまでの数字でないのが少し気になるところ。

次にセグメント別に見てみます。

まずは鉄道事業

鉄道車両製品を主な商材とし、鉄道事業者及び鉄道関連メーカーを対象に、鉄道車両用電気用品、同車体用品等を主に取り扱う。
鉄道関連は新型コロナ下でも需要があり、販売業績への影響は軽微であったとのこと。

売上高 :69億円(前年同四半期比:4.1%増
営業利益:1億円 (前年同四半期比:319.6%増

次に一般事業。

一般事業とは鉄道事業以外を指すとしており、主な商材はコネクタや電子部品で、産業機器メーカーや電力用機器メーカー、自動車業界メーカー等と取引をしているとのこと。
こちらはコロナの影響を受け半導体業界や通信販売業者等で電子部品の受注が減少受注が減り、売上が減ったとのこと。

売上高は:6.4億(前年同四半期比18.9%減
営業損失5700万円(前年同四半期は5830万円の損失)となりました

四半期の利益から内訳を見ると、ほぼ鉄道事業で支えられていることがわかりますね。

株主優待制度の導入を発表。

同時に株主優待制度の新設を発表しました。

ヤシマキザイ[7677]:株主優待制度導入に関するお知らせ 2020年8月14日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
2020年8月14日 ヤシマキザイの開示資料「株主優待制度導入に関するお知らせ」 が閲覧できます。資料はPDFでダウンロードできます

内容はよくある専用ウェブサイト登録でポイントで選ぶタイプ。

お米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなど、2,000点以上の商品から選べるということなので基本的に幅広いニーズに対応できる内容になっていそう。

優待利回り100株が一番良くて、約2%とまずまずの数字でいい感じ。

個人的にちょっと心配な点と東証一部へ変更する狙いか?

財務関連がちょっと心配。

正直黒字転換したという段階であるし、CFを見る限り財務にそこまで余裕があるわけではない。

だが配当金に関しては年間25円、配当利回りは約1.6%出しており、配当性向は約28%ほど。

これだけならまだいいが、ここにさらに株主優待を新設するのは還元にコストを割き過ぎなので、普通に考えれば東証一部への鞍替えの条件を満たすために株主を集めたい目的 と考えるのが自然だと思う。
この財務状況でわざわざコストかかる優待制度やるわけだからね。

個人的な経験上、この流れはあまりロクなパターンがなく東証一部へ昇格したら優待改悪(or廃止)するって可能性も十分あると思うので、買いに入る際は注意すべきパターンだと考えてます。

とはいえ材料は好材料には間違いなく上がるとは思うので、短期で期待で上げてるうちに売り抜けてしまうというのも一つの戦略かなと思います。

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