本日はミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)が優待の拡充を発表したのでそれについて見ていこう。
この会社は金融情報メディア運営や金融機関向け情報系ソリューション提供を手掛けていて、自分も良く使っている「株探」や「みんなの株式」などの株式投資関係のメディア運営もやってます。
投資をやっている人にとっては会社名より、サイト名の方が通りがいいかもしれませんね。
自分も株探は非常に優秀なサイトですので、よくお世話になってます。
ほんとに無料でここまで使えていいのか?という感じなので、個人的にはここがないと投資ライフに影響が出るレベルです。
それでは優待のIRについて見ていきましょう。
株主優待の拡充を発表。
9/11引け後に株主優待の拡充を発表しました。
優待内容はよくある専門サイトで買い物ができるポイント付与のタイプ。
また「株探プレミアム会員」の月額費の支払いにも使えます。
なんと拡充で付与ポイントが2倍になります、シンプルな拡充でいいですね。
以下新制度のポイント表です。

500株で4000円だけど、600株で8000P、700株で12000Pと、1000株までは100株ごと+4000という、ポイントの増え方がちょっと特殊な優待。
ふつうこの手のって、500株で4000Pなら、1000株で8000Pって感じだろうからね。
一番利回り良さそうなのは1000株ですが、優待利回りは約1.3%といったところ。
取得必要額が190万ほどかかることを考えると、優待目的で積極的に取りに行くかは疑問に感じるところ。
最低にしても、500株からというのも中々敷居が高いと思います。
なお継続保有6か月の条件があり、なお権利確定日は3月です。
業績について
業績についても簡単に見ておきましょう。

直近の四半期決算(1Q)は経常利益が前年同月比3.5倍。
正直、ここがこんな業績いいの知りませんでした(笑)

前期、2020年3月も増益で、今期の業績予想も経常利益35%増益見込みなど、更なる増益を予想してます。
なお直近四半期の増益の理由としては、投資家向け情報サイト及びサイト運営から得られる広告収益、株探プレミアム等の有料サービスから得られる課金収益 が収益のメインである中で、新型コロナウイルス感染症の影響により金融市場への注目度が向上し、株式の情報配信メディアを中心に利用者数が増加したためとのこと。
コロナ影響での株価暴落を期に証券口座を作る人が増えているので、株の情報についても需要が高まるのは必然といえます。
コロナを機に実績を伸ばした事業であり、投資家が増えブームがある限りは業績には期待できるので、優待目的でなくても普通に成長銘柄として投資をする選択肢はありかもしれないですね。
明日の株価と優待への評価。
チャートは25MAを過ぎたあたりにいるので割高水準というわけでもないし、素直に上がると予想します。
なおPTSは、すでに1,915円+45円(+2.40%)と上げています。
優待については、投資資金がかなりかかる点、最低保有株数が多い点から個人的には2倍になってもそこまで魅力は感じません。
この手の自社サイトポイント制度を取ってる銘柄はたくさんあるので、ポイントが下がってももう少し資金を抑えてできる投資先があるのではないかなとは思います。
ただ株探プレミアムに株主優待で登録できる というのはとっても魅力的だとは思います(笑)
コメント