決算と優待新設を発表したマザーズ銘柄。

優待新設
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本日はダブルエー(7683)が本日引け後に決算と株主優待の新設を発表したのでそれについて見ていきたい。

ダブルエー(以下WA)は、婦人靴の企画・販売を手掛けるアパレルメーカー。
日本だけでなく、中国、香港でも事業展開しておりここ数年は売上高を毎年伸ばしてきている会社です。

コロナ渦ではアパレルも大きなダメージを受けた業界だと思いますが、決算はどうだったか。見ていきましょう。

9/14引け後に決算と非開示だった業績予想を発表。

2~7月の第二四半期決算を発表しました。これで上期実績が揃ったことになります。

経常損益は2.8億円の赤字へと転落。
最終損益も約1.5億円の赤字とかなり厳しい内容です。

理由は言うまでもなくコロナの影響ですね、掘り下げます。

4月及び5月は緊急事態宣言が発令されたことで、すべての店舗を営業中止となった。

6月に入り、緊急事態宣言の解除を受けて、すべての店舗で営業再開となったが、当社グループがテナント出店している多くの商業施設において施設全体の来館者数が前年同期比で6割以下となるなど非常に厳しい状況となりました。

また、いわゆる3密回避を理由としたバーゲン等の中止により、特に昨年まで好調であった都市部の商業施設において来館者数の落ち込みが大きく影響。

またWAはEC店舗(ネット販売)を持っているとのことで、実店舗の営業休止や在宅時間の増加により売上高は過去最高記録を更新するなど飛躍的な増加を見せたようだが業績を見る限り実店舗をカバーできるにはそれだけでは不足だったのがわかります。

同時に下期の業績予想を発表しました。

経常利益は前年同期比30.2%減の4.6億円。

減益には違いないけど、上期が赤字であることを考えるとかなりいい予想なんじゃないかと思う。
ただこの予想については感染再拡大の兆候が今夏は継続するが、年末までに緩やかに収束するものと仮定した上での予想とのことなので、感染が再び爆発的なことになると状況は変わるものと考えられます。

さて、そんな大幅な減益決算ですが、同時に株主優待の新設を発表しました。

優待の新設を発表。

また同時に株主優待の新設を発表。

ダブルエー[7683]:株主優待制度の新設に関するお知らせ 2020年9月14日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
2020年9月14日 ダブルエーの開示資料「株主優待制度の新設に関するお知らせ」 が閲覧できます。資料はPDFでダウンロードできます

100株で、好きな靴1足を無料で買える株主優待券を1枚 とのこと。

内容としては結構いい優待だとは思うけど、最大で税込10,780円の商品にご利用頂けますとある。この手の優待は優待価値がとても計算しずらい(笑)
最大額の靴が気に入るとも限らないし、5000円の靴でも1万円の靴でも優待券1枚が消費されてしまうからね。みんな同じ価値じゃないのが難しいところ。

仮に10780円分の価値があるとすれば、優待利回りは3%超えとかなりの数字になるがさすがにその計算は安直すぎるだろうと思うので、あくまで参考値程度としておいた方がいいと思う。

減益決算を優待の材料で打ち消すのは難しいが・・・?

減益決算の悪材料を緩和する目的で優待新設をしたのだと思うけど、ちょっと決算の減益幅が大きすぎるかなと言ったところ。なので、それだけでは打ち消すには全然足らないとは思う。

ただ確かに上期の業績で見ると赤字転落ですが、分解して3か月業績の経常利益で見ると2-4月は5.5億円の赤字、5-7月は2.7億円の黒字 となっています。

今回5-7月の3か月業績も同時に黒字が発表され、下期業績も黒字で予想が出ていることを考えると、今までよりは業績への安心感は持てるのではないかなとは思う。

なので明日の株価については案外上がるか、下がるにしてもそこまで大きくないんじゃないかなと個人的には考えてます。

なお20時現在PTSは、3003円+96円(+3.30%)

とそれなりに上げているようです。

優待新設より、直近3ヶ月、業績予想が黒字化した という方が材料としては大きい気がしますね。

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