第3四半期経常利益50倍を叩き出した銘柄。

株価・銘柄考察
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本日はバイク王&カンパニー(3377)が決算を出したのでそれについて見ていきたい。

バイク王は中古バイク買い取り最大手、CMもやってるし有名だと思う。
バイクの買い取り・小売を全国展開している東証二部の銘柄です。

コロナ渦において車産業に関しては軒並み大幅な減益でしたが、バイクの需要はどうだったのか?
まずは決算から見ていきましょう。

10/2引け後に決算を発表

本日10月2日引け後に決算を発表しました。
発表したのは、6-8月期(3Q)と第3四半期累計(19年12月-20年8月)です。

まずは6-8月期(3Q)

経常利益は前年同期比で、1100万→約5.5億50倍という驚異的な数字を叩き出してきました。
前年が悪すぎるとはいえ、この数字は自分もあまり見たことないので驚きです。
損益も黒字転換してるのでいい感じです。

次は第3四半期累計。

経常利益は前年同期比で、1.8億→7.5億円4.1倍と急拡大。
なおこの数字は通期計画の8億5000万円に対する進捗率でいうと、88.8%になるとのこと。
とても好調で、コロナ渦でもバイク需要がしっかりあったのがわかります。

では次になぜコロナ渦でこんなに業績拡大できたのか について見ていきます。

業績拡大の理由。

ではここまで業績を拡大できた理由について見ていきます。

第1四半期(12月-2月)は、前年同期に比べ業績が好調に推移した。
だが、第2四半期(3月-5月)は、新型コロナの影響によりバイクの買取査定における申し込み減少やオークション相場の下落が見られたが、業績への影響は営業努力により軽微であった。

第3四半期(6月-8月)については、
・営業自粛が解除され通常営業に戻ったこと
・仕入れ価格の適正化に力を入れそれを継続したこと
・ホール販売においてオークション相場が好調だったこと。
・リテール販売が好調だったこと。

特に下の2つを掘り下げます。

ホール販売においては、販売価格水準を維持するよう販売方法の工夫を継続し、オークション相場も前年同期に比べ上昇したとしている。

実際に販売力強化により、車輌全体の質の向上により平均売上単価が上昇している(前年同期比+9.4%)

販売台数は、66,700台(前年同期比-0.9%)とほぼ変わらなかったので、単価の上昇が結果として利益に大きく出ているのがわかります。

リテール販売においても、同じく各施策、企業努力を行い販売市場も回復してきたとしています。

ホールと同じく、車輌全体の質の向上により平均売上単価上昇(前年同期比+3.9%)

更にリテールは、販売台数13,900台(前年同期比14.5%)と台数も大きく上昇しています。

バイク王の2020年の方針として、販売台数増加だけでなく、質を高め平均売上単価を維持することによりトップライン(売上高)を伸ばす としています。

自分が読んだ限りセグメント別の売上が細かくは決算資料にも記されていないので、詳細な金額はわかりませんが、方針の通りきちんと結果が出ているのがわかりますね。

コロナ渦でバイクが需要が特別出たとかっていうより、企業努力によって適正価格による取引を維持したこと、バイク市場が回復してきたことが主な要因だと読む限り感じました。

明日以降の株価について。

3Qに関しては確かに驚異的な数字を出してきたが、すでに9月29日の引け後に今期の経常利益予想を2.3倍上方修正を発表していることで、株価はストップ高を含め2連%騰し年高をつけているのでこの業績は織り込んでいる可能性が高いかなと。

またいくら3Qが経常50倍でも、先に述べた通り通期計画の進捗率は88.8%ということで、通期計画に基づくと9-11月期(4Q)の経常利益は前年同期比46.0%減の9500万円に落ち込む計算になるという試算もあるようなので、そのへんがどう受け止められるかだと思う。

特に増配などのサプライズもなかったので、月曜の株価はどちらにいくかは読みづらいが下がる可能性も十分考えられる。

とはいえ、3Q以降バイク市場の活気が戻ってきたのは十分にわかる業績を出してきているのでコロナ渦による減益の影響というのは底は抜けたと言っていいので、そこは投資している人、投資自体を業績不安で考えていた人には一安心できる点ではないかと思います。

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