コロナ渦より悪い減益率の月次売上を発表した銘柄。

株価・銘柄考察
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今日はオートバックスセブン(9832)が月次を出してきたのでそれについて見ていきたい。

月次売上が一見すると、『ん??』って思える内容だったので今日はこれについて解説したいと思いとりあげました。

オートバックスは高い配当利回りと、利回りのいい株主優待を出している長期保有向けの銘柄です。
以前優待については以下の記事で紹介しています。

ではまず本日発表された月次から見ていきます。

10/7引け後に2020年9月の月次を発表。

2020年9月の月次を発表。

オートバックスセブン[9832]:2021年3月期 9月度月次売上概況(速報)についてのお知らせ 2020年10月7日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
2020年10月7日 オートバックスセブンの開示資料「2021年3月期 9月度月次売上概況(速報)についてのお知らせ」 が閲覧できます。資料はPDFでダウンロードできます

少し見づらいですが、見ていきましょう。

まずは一番右が2020年9月、今回出た月次です。
一見、大きなマイナスが並んでいて全店売上の前年同期比も26%のマイナスと、一見コロナ影響の大きかった4月よりも数字が悪く見えます。

しかし、前年同期比、というのは当然前年、つまり2019年9月と比較しての数字になります。

2019年の月次は一番左側です、見ての通り今度は逆にすごい増益をしていますね。
全店売上も40%以上のプラスになっています。

少々見づらいかもしれないですが、月次業績の表下に説明文があります。

忘れている方もいるかもしれませんが、2019年10月1日から消費税が増税になったため、2019年9月は駆け込みの需要があらゆる小売等で起きました。
車製品などは単価も高いので、この影響はかなり大きいです。

それ故に昨年の9月は大幅な増益になっており、また一昨年2018年9月と2020年9月を比較した場合はプラスであると、3行目にも書かれています。

商品別を細かく読んでいくと、前年を全体的に割れているものの、あおり運転の罰則強化によりドラレコの需要が上がったり感染リスクを避けるために車を利用する機会の増加により数字が出ている商品などがあるのがわかります。

自分も一見、なんでこんな落ちてるんだ?とはやとちりしましたが、説明を読んで納得しました(笑)
ここに限らず、前月までの流れと一気に月次等が変動した数字になるというのは必ず理由があると思います。

今後の株価はどうなるのか

個人的にはとりあえず明日に関しては下がるかもしれないが、そこまで大きな影響は出ないんじゃないかなと。

なおPTSは19時現在、1425円と-9円(-0.62%) で推移しています。

ただこれは誰もが言ってることだけど、今期というスパンでみれば減配や優待改悪の可能性は結構高いと個人的には思う。
元々配当性向が高いうえに、結構な利回りを持つ優待を出しているからね。

20年1-3月が赤字転落したこと、それもあって財務状況が少しずつ悪くなっていることを考えれば保有している人はその可能性は考慮しておいた方がいいだろう。

とはいえ20年6月からはしっかり前年度並みを維持しているので年度末の決算はそこまで悪い数字にはならないかもしれないが、配当や優待目的で長期保有している人が多い銘柄だと思うのでそこには注目して今後も見ていくべきだと思う。

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