現在決算期なので、今日も決算がたくさん発表されましたね。
中でも個人的に気になる銘柄をいくつかピックアップして、簡単なまとめと色々述べておきたい。これらの自分の考えを今期末に見直すと面白そうかなとも思うので、その記録も兼ねています。
日本たばこ産業(2914)
まずはJTからいきます。

第3四半期累計は経常利益で16%減、最終益で18.4%減です。

ですが同時に今期末の予想を上方修正、最終益をプラス8%としました。
なお皆さん心配の配当については、とりあえず今回は維持としました。
個人的にもココは一安心。
思ったのは、思ったより強いなJTといったところ。
自分は元々たばこは嗜好品ながら中毒性があるものなので、やめられない人はやめないだろうという考えを持っているので(なお自分はたばこ吸ったことないけど笑)、やはりコロナだろうが、需要は案外減らないものなのかなと改めて思いました。
為替も向かい風ではあるし国内の需要は落ちてるけど、海外たばこ事業は欧州を中心に好調なようなので、思ったよりいい決算出してきたという印象です。
決算は無事通過といっていいし、週明けは普通に上がるんじゃないかなと思います。
詳しい決算はTwitterで有名なJT集中投資してるでらさんを参考にしたいと思います(笑)
日本M&Aセンター(2127)

こちらは、第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.7%増の97.6億円と増益。

また非開示だった今期業績予想も発表し、経常利益150億円の見込みで、11期連続で過去最高益を更新することになるとのこと。
今週株価6700円を超えたところから、決算前に一気に10%以上下落したM&Aセンターだが、増益ではあるが幅が大変少なくうーん?といったところ。
兄弟の日本M&Aキャピタル(6080)が22%とか増益してるので、インパクトが弱く期待が薄まりそうで大丈夫かなぁというのが個人的印象。
なおこの今期業績予想は、経常損益150億円を予想、コンセンサスを3.2%下回る水準となっているとのことです。
週明けの株価はあまり期待しない方がよさそうな気がします、短期的には下げるかもしれない。
KDDI(9433)

続いてはKDDI。
第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比6.9%増の5883億円。
さすが安定の通信銘柄、安定の決算だと思います。また同時に自社株買いも発表。
発行済み株式数の3.65%にあたる8400万株(金額で2000億円)を上限に自社株買いを実施する。
なお、同時にトヨタに対して自己株式の処分の発表を出しているのでそれに対応して、というところですね。
上限のうちどのくらい実施できるかは気になりますが、期待したいところ。
菅政権での携帯料金引き下げに、収益悪化を懸念され株価を下げに下げたKDDIですが低価格な新料金プランの発表などを始めています。
この収益が実際に数字になってくるのはまだまだ先ですが、とりあえず携帯プランの値下げへの懸念による下落はいったん落ち着いたと見ています。
それにより収益性が悪化する可能性ももちろんあるし、まだ不透明な状況ですが自分はKDDIの企業としての力、経営力はかなりのものだと思っているのでそこまで心配していません。
とりあえず週明けの株価は素直に上がると思います。
来週注目している決算。
11/2 オリックス
11/4 伊藤忠
11/5 三菱商事
11/6 NTT
有名どころはこの辺が個人的には注目。
自分は総合商社はPFに組み込んでませんが、ちょっと個人的な考えがあってウォッチしています。
一番気になるのはオリックス。株価が減配リスクを織り込んでるのか?くらいに下げているので、実際の決算がどうなるかはかなり気になるところです。
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