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リテールパートナーズが決算発表。
今日は1/9に決算を発表したリテールパートナーズ(8167)について見ていきたい。
なお今回発表したのは9-11月期(3Q)の決算です。

3Qは9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比77.7%増の15.9億円に拡大と大幅増益。
増益の主な要因はやはり巣ごもり需要。追い風を受けているスーパー、ドラッグストア系統は強いですね。
ただここ最近はこれらの系統でも巣ごもり需要があっても減益だったり、成長性が鈍化してきている銘柄もあり、すべてが増益で株価も伸びる という単純な流れではないと個人的には感じます。
後は当然だけど、来年はこの時の月次と比較して業績が出るわけだからね。。。その中で業績を伸ばすというのは企業努力は並のものではできないだろうし難しいと思う。

同時に発表した第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の70.8億円ととんでもない数字。
また通期計画の進捗率が101.3%とオーバーしています。

通期予想が上記の通り昨年実績より高い水準なので、業績予想の上方修正はほぼ確実と言っていいでしょう。
いつ頃発表してくるか楽しみですね。
話変わって資料を読んでいて気になったのは、レジ機能付きショッピングカートの運用を開始したというところ。
『スマートカート』というもので、買い物客は棚から商品を取ってカートに取り付けられたバーコード読み取り機で価格や品数を登録。専用プリペイドカードを使って購入する仕組み。
レジに並んだり、店員との接触する機会を減らすことができコロナ対策になるだけでなく、タブレットの画面にお薦め商品を表示し、宣伝・販促にも使えるとのこと。
デジタルシフトによるスマートストアの確立に向け、2020年7月より行っているようで、一定の導入効果を確認している。
コロナ対策にもなるし、アフターコロナの社会でも活用できる素晴らしい試みだなと思いますね、これは個人的には実用化が楽しみです。
スーパーのレジもかごに入れたときに決済され、レジは不要になるのが当たり前なんて日も遠くないのかもしれません。
リテールは優待もあるので、次でいつも通りまとめておきます。
優待制度まとめ
キユーソー流通システム(8167)
株価:1565円
権利確定月:2月・8月(優待は年2回)
配当利回り:1.41%
優待制度:ジェフグルメカード
<2月末・8月末>
下記2つより選択。
Aコース:買物優待券(100円)
Bコース:JCBギフトカード(1枚1,000円)
100株以上 | Aコース:10枚 Bコース:1枚 |
---|---|
500株以上 | Aコース:20枚 Bコース:1枚 |
1,000株以上 | Aコース:50枚 Bコース:3枚 |
2,000株以上 | Aコース:100枚 Bコース:3枚 |
3,000株以上 | Aコース:150枚 Bコース:5枚 |
4,000株以上 | Aコース:200枚 Bコース:5枚 |
5,000株以上 | Aコース:250枚 Bコース:5枚 |
・買物優待券は1000円以上の買物で、1000円ごとに1枚利用可能。
<8月末>のみ:3年以上継続保有以下が追加。
JCBギフトカード(1枚1000円)
1,000株以上 | 2枚 |
---|---|
3,000株以上 | 3枚 |
長々としてますが、まぁスーパー優待によくあるタイプの自社商品券か他と選べる感じ。
リテールの店舗は九州・山口県を中心に展開しているので、近くに店舗がない方はギフトカードとの交換がいいでしょう。
100株はレートが1:1ですが、500株以上になるにつれて商品券の方が金額が大きくなってくるので利回り的にも100株が一番おすすめです。
1000円ごとに1枚利用可能なこと以外制限はないので、店舗が近くにある方は株数増やして持っておいてもいいかもしれません。
3年以上の長期保有優遇も考えると1000株あたりがバランス的にはいい所かなと個人的には思います。
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