カギは市場再編?年高更新からのワラント!前澤氏も関与。

MSワラント

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財務いいのにMSワラント?その目的は

今日はZOZO(3092)から引け後にワラントが発表されたので情報としてまとめておく。

ZOZO[3092]:自己株式を活用した行使価額修正条項付き第10回新株予約権の発行及びコミットメント条項付き第三者割当て契約に関するお知らせ 2021年5月24日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
2021年5月24日 ZOZOの開示資料「自己株式を活用した行使価額修正条項付き第10回新株予約権の発行及びコミットメント条項付き第三者割当て契約に関するお知らせ」 が閲覧できます。資料はPDFでダウンロードできます

また発行済株式数から計算すると今回のMSワラントによって、1株あたりの価値が最大で2.22%希薄化する見込みです。

ワラントで得た資金は新規会員獲得促進費用等のプロモーション関連費用などに使うと説明していますが、真の理由は来年に迫る市場再編後、プライム市場への上場維持をするためです。
プライム区分の基準の1つに流通株式比率が35%以上という数字があり、現時点は34.8%と基準を下回る見込みであると発表しています。
そのことからワラントによって新株を発行し流通株式比率を高めるのが今回の目的です。

また大株主である前澤友作氏の持つ普通株式の一部売却の同意ができたこと、また自社株買いも発表しその分を放出する方針を発表しています。
なおワラント実行に伴う潜在株式数は678万株、自社株買い分は854万株と後者の大きいので、ワラントが全行使されてもEPSは増加します。

ZOZOは財務・CFも優れていますし、自己資本も40%を超えてます。
なんでワラント?と思ったら来年のプライム市場を見据えたためだったわけですね。

ややこしい案件ですが、ワラントにはこういう側面もあるんだなと勉強になりました。

明日の株価とこのパターンを他にも行う企業が出てくる?

明日の株価は読めませんね。前例も見たことないしどっちに転ぶか正直全然わかりません。

ただ個人的にはワラントと自己株式取得の合わせ技なので希薄化がほぼないこと。
またプライムを見据えての施策ということなので、多少プラス寄りに評価してもいいのかなと考えてます。

むしろこのパターン、来年の市場再編へ向けてプライム市場を維持・上場を考える企業で、浮動株比率が低い銘柄では同じようなことが起こりうるのでそちらの方が気になります。
また他にも何か方法はあるのかなとか。そのへんは調べる必要もありますし、これから実際に行うところが出てくるかもしれませんね。

どのみち、この案件に対する明日の株価の動きが今後参考になる可能性が大いにあると思うので、注目したいです。

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